発掘された日本列島2020
文化庁主催で、「発掘された日本列島」という展覧会が毎年行われている。
ここ数年、江戸東京博物館で、常設展として展示されているので、見に行っている。
今年はコロナウィルスの影響で日程が変更されたようで、8月3日までのようだ。
今日はかなりの雨、こういう日の博物館なら「密」にはならないと思って
午前中行ってみたら、やっぱり、予想通り、がらがらだった。
今年の「新発見速報」は若干少なかったが、
石船戸遺跡(新潟県阿賀野市)のアスファルト付き遮光器土偶とか
八日市地方遺跡(石川県小松市)で出土したヒスイの装身具とか、
縄文・弥生時代の技術レベルの高さには驚かされる。
今回は、さらに
特集として、旧石器から古墳時代までの、各地域の出土品も展示されており
火焔型土器から土偶から埴輪まで、ひととおり並んでいる。
趣味で、あちこち行ってはいるものの、このように体系立てて並べてもらうと
各時代の特徴がよくわかってくる。
何冊かカタログも持っているので、毎年の発見の違いとか、
行ったことのある地域についての改めての勉強とか、
今後、少しずつ、まとめてみたいと思う。