大河ドラマ(3)

すっかりブログ更新を怠ってしまった。

まめに更新できる人たちを尊敬する。

 

3か月以上ブログを書かないうちに、

麒麟がくる」は、だんだん、信長と足利義昭との確執が大きくなってきて

太平記」では、足利尊氏新田義貞とが対立するようになり、来週は「湊川の戦い」;楠木正成との戦いが始まる。

いずれのドラマも、今までは協力しあってきた同士が、袂をわかちつつある状況。もっとも、信長は、最初から、足利義昭に忠誠を尽くすつもりはなかったのでは、と思う。

 

麒麟がくる」は、来年2月7日が最終回だそうだが、中断もあり、かなり、ハイスピードで、ドラマを展開していく必要があるらしい。ジェットコースタードラマにならないといいのだが。

 

2022年の「鎌倉殿の13人」のメインキャストが早々に発表され(三谷幸喜さんの発表の仕方がおもしろかった)、そのあとに2021年つまり来年の「青天を衝く」のキャスト発表、という、異例の事態ばかりであるが、ここ数年の大河ドラマは、見逃せない。

 

 

 

大河ドラマ(2)

NHK大河ドラマ麒麟がくる」が、ようやく8月末から再開するらしい。

その間の特集もおもしろいが、

ちょうど並行して、BSで再放送しているのが、「太平記」。1991年の放送。

これが、なかなかおもしろい。

 

今日は、ついに「足利決起」。

元弘3年(1333年)、足利高氏(このころは、鎌倉幕府得宗北条高時の字をもらっていたそうだ)が、ついに北条打倒を決意し、京都の六波羅探題を攻める、というところまで。最初のクライマックスといえよう。

 

太平記」は読んでいないのだが、このあとが、そうとう込み入った人間模様になるらしい。

 

この「太平記」に出演していた俳優さんたちが

麒麟がくる」に、この後出演するそうで、くせのある人物たちが見られそうである。

 

最近は、ドラマ離れ、テレビ離れともいわれるけれども、

大河ドラマは、時代考証とか人物描写がしっかりしていて見ごたえあるので

けっこう楽しめるけどな、と私は思う。

 

 

水中遺跡

日本は、海に囲まれているので、水中遺跡がたくさんあると考えられるが

「発掘された日本列島2017」のパンフレットによると、

知られている水中遺跡は、387か所とのこと。

この年の特集の一つが、「水中遺跡」であった。

 

なぜ、このパンフレットを引っ張りだしたかというと、

鹿児島県・徳之島の水中鍾乳洞で発見されていた土器が、

縄文時代のもので、7400年以上前に制作されたものと判明した、という

ニュースを知った(7月23日・奄美新聞社の記事より)からである。

 

水中遺跡については、

蒙古襲来の舞台となった、長崎県鷹島沖に、当時の軍船が沈んでいる

(史跡 高島神崎遺跡)ぐらいしか知らなかった。

他に、パンフレットで紹介されているのは、

・粟津湖底遺跡(滋賀県大津市:琵琶湖の湖底にある縄文時代貝塚遺跡)

・瀬戸内海(香川県高松市丸亀市弥生時代から室町時代の遺物で船に積まれた荷物と思われる)

・相島海底遺跡(福岡県新宮町:平安時代の瓦)

・倉木崎海底遺跡(鹿児島県宇検村:12世紀後半から13世紀の中国製陶磁器が多い)

神津島海底遺跡(東京都神津島:江戸時代後期の鉢や硯が大量に出土)

・開陽丸(北海道江差町:1868年に暴風雨で沈没)

である。

 

開陽丸といえば、大政奉還後、旧幕府軍の「虎の子」のような船だった。

開陽丸が目的地に無事到着していれば、旧幕府軍は、もっと持ちこたえた、あるいは

北海道の地においては、新政府軍を寄せ付けなかったのでは、とも言われている。

これも「水中遺跡」なのだ。

 

しかし、水中遺跡は、近くに行くのも難しいし、発掘は困難や危険を伴うので

なかなか、進まないらしい。

技術進歩の力で、もっと、水中に眠る遺跡が、安全な方法で、

明らかになることを願う。

 

 

 

 

 

 

発掘が、簡単にいきそうにない。

 

 

 

 

発掘された日本列島2020

文化庁主催で、「発掘された日本列島」という展覧会が毎年行われている。

ここ数年、江戸東京博物館で、常設展として展示されているので、見に行っている。

今年はコロナウィルスの影響で日程が変更されたようで、8月3日までのようだ。

 

今日はかなりの雨、こういう日の博物館なら「密」にはならないと思って

午前中行ってみたら、やっぱり、予想通り、がらがらだった。

 

今年の「新発見速報」は若干少なかったが、

石船戸遺跡(新潟県阿賀野市)のアスファルト付き遮光器土偶とか

八日市地方遺跡(石川県小松市)で出土したヒスイの装身具とか、

縄文・弥生時代の技術レベルの高さには驚かされる。

 

今回は、さらに

特集として、旧石器から古墳時代までの、各地域の出土品も展示されており

火焔型土器から土偶から埴輪まで、ひととおり並んでいる。

趣味で、あちこち行ってはいるものの、このように体系立てて並べてもらうと

各時代の特徴がよくわかってくる。

 

何冊かカタログも持っているので、毎年の発見の違いとか、

行ったことのある地域についての改めての勉強とか、

今後、少しずつ、まとめてみたいと思う。

 

 

 

 

イタリア語(その4)

いよいよ7月に入った。

NHKラジオ講座は、ストリーミングで聞いているので、

7月分放送は、明日から、聞くことになる。

いったん、Buongiornoに戻りつつも、

応用編(こちらも2019年の再放送)も同時に進める。応用編は週2回なので

なんとか、ついていけるといいのだが。

 

一方で、

放送大学15回分の内容が、膨大になっており、大ピンチである。

動詞の活用、半過去、近過去、未来形、前置詞と人称代名詞の縮約形、性数一致、など

克服すべき課題がたくさんある。

ここを乗り越えれば、きっと、イタリア語の勉強が、もっとおもしろくなるのだろうと

思い、ひたすら、例文を繰り返し読んで、書く、という単純な作戦を

実行中である。

 

イタリア語(その3)

コロナウィルスの影響が、思わぬところに出てきた。

 

通常、NHK語学講座入門編は、4月~9月までの半年で

一からの初心者が、日常会話レベルぐらいまで到達できるように

ゆっくり進むものである。

 

ところが、今年は、ちょうどその半分の期間過ぎたところで、

「7月から9月までは、4月から6月までの内容の再放送です」ということになった。

7月号のテキストの表紙をろくに見ずに買ってしまったのだが、

よく見ると「アンコール放送」と書いてあった。

 

3か月も経つと、かなり進んでいるのが現実で、

まあ、一から復習してもよいか、と思ってはいるが、少々拍子抜けした。

 

一方で、放送大学・初歩のイタリア語の試験は来月にせまっており、

「初歩」という割には、そうとう高度なところまで進んでいる。

NHK語学講座の3か月分とは、かなり差が開いている。

 

しかたがないので、

7月からは、応用編に突入することにした。7月号のテキストも、それなら役に立つ。

とにかくイタリア語に触れる機会を増やすしかない。

 

しかし、他の語学も、7月からは「アンコール放送」を余儀なくされている模様で

残りの3か月分をどうやって調整していくのか、どうも見当がつかない。

 

まあ、語学は、くり返しが一番なので、復習のいい機会と思って、

地道にがんばるつもりである。

 

イタリア語(その2)

もう6月も半ばだが、

放送大学の試験時期まで、あと1か月である。

 

今年は、コロナウィルスの影響もあり、

試験は、自宅でネットで受けることになったのだが、

試験は試験である。

 

放送授業はインターネットでも配信されているので、なんとか

全講座15回を受講したが、本番はこれからである。

 

試験を受けるには復習が不可欠。

まずは、テキストを、第1講から見直してみることにした。

今からであれば、週末を利用して、全講座2回ぐらいは、復習できるであろう。

 

外国語の初歩は、だいたい挨拶からはじまり

「ここに、何々があります」といった平叙文が次にくる。

 

さっそく、このあたりでつまづいているのは、

定冠詞、男性名詞と女性名詞の区別、前置詞と定冠詞が並んだ時の縮約形態、である。

 

英語にはそういうものはないし、

自分の大学時代の第二外国語でとっていた中国語も、およそそういう発想がない。

 

しっくりくるまで、何度となく、読んで書いて、を繰り替えすしかないと思うのだが

前途多難である。